基礎化粧品の選び方

2023年5月22日

基礎化粧品の選び方

肌のベースを作るための基礎化粧品は、健やかな素肌を保つために欠かせません。また年齢や肌の悩みに合わせた基礎化粧品を使うことで、いつまでも美しい素肌を手に入れることができます。そこで今回は、基礎化粧品の役割や選び方のポイントについてご紹介します。

基礎化粧品ってどのようなもの?

基礎化粧品といっても、その種類はさまざま。ここでは、基礎化粧品とはどういうものなのか、肌にとってどう重要なのかをお伝えします。

基礎化粧品の選び方

基礎化粧品とは

基礎化粧品とは肌に不足している水分や油分などを補い、素肌を整えるための化粧品のこと。クレンジング・洗顔料・化粧水・乳液・美容液・クリーム・パックなどが、この基礎化粧品に該当します。どれも、健やかな素肌を保つために欠かせないアイテムで、年齢を重ねるごとにその重要性は増していきます。

基礎化粧品の選び方

基礎化粧品の重要性

基礎化粧品は、肌の土台をつくるために重要な役割を果たします。ファンデーションやコンシーラーなどのメイク品によって肌のシミ・シワを隠せても、基礎化粧品によって肌の土台を整えなければ、真の美肌を手に入れることはできません。

 

基礎化粧品を適切に使わないと、肌の水分が乾燥しやすくなります。その結果、シミやシワ、たるみなどの肌トラブルのリスクが上がり、肌の老化を早めてしまうことも。逆に、基礎化粧品を正しく使用すれば、肌の水分量を保ち、乾燥などの外部ストレスから肌を守ることができます。基礎化粧品によるスキンケアを怠ると、10年後、20年後の肌は大きく変わってきます。

自分に合った基礎化粧品を見つけてしっかりケアしていくことが、健やかな素肌を保つために重要なのです。

基礎化粧品の選び方

基礎化粧品のそれぞれの役割と選ぶポイント

 

次に、それぞれの基礎化粧品の役割と選ぶときのポイントについてです。

■クレンジング、洗顔料…(肌の汚れをリセット)

クレンジングは、メイクなど油性の汚れを落とすために必要です。洗顔料は肌の古い角層など肌に不要なものを落とし、肌の状態を整えるために使用します。どちらも、汚れだけを落として肌のうるおいを残すことができるアイテムを選ぶことが大切です。

■ブースター美容液(導入美容液)…(保湿の下準備)

洗顔後、化粧水を塗る前につけるブースター美容液には、保湿化粧品の浸透力を高める働きがあります。種類によって肌へのアプローチ方法が違い、肌の酸性度を調整して健やかな素肌へ導くものもあれば、不要な角質を取り除くものも。肌質や季節に合わせて選びましょう。

■化粧水、乳液、クリーム、ジェル…(保湿)

化粧水は洗顔後の肌に水分を与え、乳液やクリームで、化粧水で補ったうるおいが逃げないよう油分でフタをします。また複数のスキンケアを1つで済ませられる「オールインワン化粧品」は、時短したい時などに便利です。いずれも自分の肌質や自分の肌悩みに効果的な成分が配合されているものを選ぶことが大切なので、サンプルなどで肌に合うか確認してから使用しましょう。

■美容液やマスク…(悩み別のスペシャルケア)

美容液やマスクは、肌の悩みに合わせたスペシャルケアとして取り入れましょう。シミには美白成分配合のもの、しわやたるみには、ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンが配合されたものを選ぶと◎。

■アイクリームなどの部分用クリーム…(部分別の集中ケア)

アイクリームなどの部分用クリームは、特に乾燥しやすいところに油分を補給するために使用します。目や口のまわり、頬などは、皮脂の分泌が少ないため、特に乾燥しがち。普段の保湿ケアでは不十分に感じるようであれば使ってみましょう。

基礎化粧品の選び方

自分の肌にあったケアを。基礎化粧品をきちんと選ぶには

 

基礎化粧品は、自分の肌にあったものを選ぶことが大切です。肌のベースを整える基礎化粧品を選ぶために、次のようなポイントを押さえておきましょう。

■ライン使いする

基礎化粧品は、同じメーカーのものを使用するのがおすすめです。特に化粧水や乳液、美容液などの基礎化粧品はライン使いすることを想定して作られていることが多いので、一緒に使った方が美容効果が得られやすくなります。それぞれ、サンプルなどで肌に合うかチェックしてから購入すると安心ですね。

■1ヵ月は使い続けてみる

サンプルなどで肌に問題がなければ、しっかりと使い続けてみましょう。使用感は使ってすぐにわかりますが、肌実感を得るためには腰を据えて使うことが必要です。肌の生まれ変わり(ターンオーバー)に合わせて、少なくとも1ヵ月は使い続けることをおすすめします。日々の肌の変化を感じることで、自分の肌との相性を実感しましょう。

基礎化粧品の選び方

 

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